2006.11.21 お出かけ童謡コンサート
東京都・世田谷区社会福祉協議会・梅丘パークホール


世田谷区社会福祉協議会さんからのご依頼で、世田谷区梅丘パークホールへお出かけコンサートに出かけてまいりました。
区の広報などで応募頂いた親子30組限定のコンサートで、幼稚園就園前の3歳のお子さんと、そのお母さんたちと楽しいひと時を過ごして参りました。

会場内で準備中に、ロビーでは受付が開始されていましたが、受付を済ませると、子供たちはすぐに手作り楽器を作っていました。
フィルムケースにどんぐりや小豆等を入れ、テープで封をし、最後にシールを貼るだけのものですが、子供たちはとても楽しそうに作っていました。


まず始めに社会福祉協議会のスタッフの方より、今日の予定や子育てについてのお話があり、その後にコンサートはスタートしました。


最初は、「何が始まるんだろう?」と不思議そうな表情をしていたお子さんも、問いかけに少しずつ答えてくれるようになり、段々と身を乗り出し、知っている歌があると、大きな声で一緒に歌ってくれるようになりました。
こうしたお子さんの変化などは、お出かけコンサートではお馴染みで、童謡を歌っていると、ドンドン子供たちはその世界に入ってきてくれます。


むかしばなしはの後、親子で一緒に手遊び歌をしましたが、お母さんとお子さんと一緒に向き合い、楽しそうに歌ってくれ、おもしろそうに手を動かし、最後は嬉しそうに抱っこしてくれました。


途中の[楽器紹介コーナー]では、やはり子供たちは不思議な音のする楽器に興味があるようで、だんだんと集まってきては、大きな目で覗き込んでいました。
[音楽の表情コーナー]ではいろんな短い音楽を聴いて、どんな感じがするか体や表情で表してもらうのですが、楽しい音楽の時は、ダンスやリズムをとったりし、また怖い音楽の時にはお母さんに駆け寄っていたり、お友達を気遣ったりしてくれました。
恒例の楽器の演奏コーナーでは、5組の親子さんに登場いただき、見事な演奏をしてくれました。
そして最後は、入場前に作ったフィルムケースの楽器を持って、一緒に歌って演奏して、あっという間の1時間でした。


コンサートが終わってからも、子供たちは一人一人挨拶に来てくれましたが、とにかく表情も豊かで可愛いお子さんがいっぱいでした。


今回は50分メニューということと、3歳児の親子さんということで、はるなるあきふゆの四季の童謡を短めにし、むかしばなし、親子の手遊び歌。音楽の表情、楽器の紹介、楽器の演奏などをお送りしました。
また会場のデコレーションも、区の職員さんやボランティアの皆さんといっしょに作りました。
コンサートが終わってからも、社会福祉協議会の皆様は、紙芝居を見せてくれたり、ゲームをしたり、また子育ての相談についてのお話をなさっていらっしゃいましたが、とにかく素晴らしい職員の方々と、ボランティアの方々でした。


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