2005.11.16 お出かけ童謡コンサート
東京都・世田谷区 玉川保育園


本日のお出かけコンサートは、東京都世田谷区の玉川保育園さんで行われた「おたのしみかい」です。
園のお部屋には、保護者の皆様が頑張って作って頂いたバルーンがたくさん飾ってあり、1歳から6歳の子どもたちは「何が始まるのかな〜」という表情で座ってくれています。
またこちらの園では、保育園同士の交流が多いそうで、この日も他の園から園児たちも集まってくれました。


今回は1、2歳児も一緒ということですので、50分のメニューを考えました。
前半は季節のさまざまな音を聞きながら、その季節の童謡を一緒に歌いましたが、子どもたちは大きな目と、大きな声で答えてくれました。
私たちのお出かけコンサートでは、この子どもたちとの受け答えが大切と考えております。
ただ童謡を歌うだけではなく、その季節のさまざまな事を想像し、その季節の感じになってもらいますが、玉川保育園の子どもたちは、いろんな季節の事を元気に答えてくれました。


音楽をバックにお話をする“むかしばなし”では園児はみんな真剣な眼差しで聞いてくれました。
この音楽があるだけで、お話の世界も広がると言うことを実感して欲しいと思っての“むかしばなし”ですが、この後の“どんな感じの音楽かな〜”というコーナーでは、からだ一杯で“感じ”を表現してくれました。
いわゆるテレビやラジオでも流れるようなジングルや効果音的なものですが、楽しそうな音楽の時は楽しそうに笑ったり、悲しそうな音楽では悲しい表情をしてくれたり、また、恐い感じの音楽では、思わず耳をふさいだり、先生の後ろに隠れたりと、いろんな表情をしてくれました。
もちろん最後は嬉しい感じの音楽で、みんなホッとした表情をしてくれました。


後半の色々な楽器を紹介するコーナーでは、フィルムケースやトイレットペーパーで奏でる音に、不思議そうな表情をしてくれました。
また、お母さん方による楽器の演奏コーナーでは、子どもたちも「あっ!○○ちゃんのお母さん!」と嬉しそうに聞いていました。
今回は竹の楽器とパイプの楽器を用いて、何の曲か子どもたちに当ててもらいましたが、見事に正解!
本番前に5分ほどの練習をしただけでしたが、お母さん方も見事に演奏してくれました。



コンサートの最後は、お母さん方による手作り楽器を皆に渡し、一緒に振って演奏しながら歌いました。
今回はペットボトルにビーズなどを入れ、マジックでいろんな絵を描いたタイプでしたが、子どもたちにとっては、とても素晴らしい楽器になります。
皆で見せ合いながら、小さいお子さんも、一緒になって演奏をしました。


こうしてあっという間のお出かけコンサートは終了しましたが、元気一杯の子どもたちは、本当に体全部をつかって楽しんでくれたようでした。
これからも、いろんな童謡を聴いて、いろんなお話を聞き、そして色々想像しながら音楽を楽しく感じていって欲しいと思います。


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