2005.10.15 お出かけ童謡コンサート
東京都 板橋明星幼稚園

東京都板橋区の明星幼稚園で行われた、新入園児の親子を対象とした、コンサートに行って参りました。
明星幼稚園さんにお出かけするのは、今回で3回目となりますが、来年入園予定のお子さんとご父兄の皆さんをお呼びして、園の紹介をしたりしながら、歌って楽器で遊んで園の雰囲気を体験するものです。

プログラムは園長先生や保母さんたちと相談しながら、一緒に考え、先生方にもいろいろご登場頂きました。
特に未就園児ということで、童謡のみではなく、保母さんたちと“むかしばなし”をお話をし、演じたり、動物の声を当てたりしました。
またいろんな楽器を用意し、その音を聞いたり、お母さんお父さんと一緒に演奏したり、保母さんの皆さんの演奏があったり、折り紙があったりと、短い時間の中にも盛りだくさんの内容でした。


むかしばなしは「ねずみの嫁入り」をお話しましたが、今回はナレーションが鞠村奈緒が担当し、チュウ助や、太陽どん、壁どんなどは、園の保母さんが担当してくれました。
事前に「お星さまの贈りもの3 むかしむかし」で練習をして頂いたようで、“むかしばなしのカラオケ”にあわせ、風どんの場面では、風のような雰囲気で登場し、壁どんの時には、壁の絵を持ちながら、いかにも“壁どん!”といった雰囲気で、子供たちも真剣なまなざしで楽しんでくらたようでした。


“いろいろな音や楽器”のコーナーでは、実際に親子で楽器にふれてもらおうと、親子で参加してもらい、竹で出来た楽器や、チューブの楽器などを鳴らして音を楽しみましたが、最初は1曲だけ…と思っていたものの、子どもたちは不思議な楽器にとても興味があるようで、“僕も私も…”とたくさんの子どもたちが集まってくれました。


また明星幼稚園さんは、音楽に関する楽しいものがとても多く、その中のひとつである「ストリートオルガン」と言う楽器があります。
このストリートオルガンはドイツの楽器で、ハンドルを回すと、音符のロールが中で回り、パイプオルガンのように音が出る楽器で、なんでも園長先生が自らドイツの職人さんに発注したというものです。
更にその際にいろいろな日本の童謡の曲もオーダーされたそうで、その中に入っていた“犬のおまわりさん”を実際に演奏し、その音をバックに歌いました。
とにかく夢のある音色で、遊園地の雰囲気の“犬のおまわりさん”でした。



そして次に演奏したのが、「メロディフォン」という箱型の楽器です。
こちらも園にある楽器のひとつで、大きな箱型の一部をマレットで叩くと、ポンポコと音がでるのです。
先生方はいとも簡単そうに、曲を披露してくれましたが、さぞかし練習も大変だったことと思います。


の後は、全員で楽器を手にして一緒に演奏しながら歌ったり、大きな折り紙でかぶとを折ったりと、あっという間のひと時でした。


最後は風船のお土産を手にし、子供たちは園庭に向かい、思いっきり走り回って元気に遊んでいました。

ストリートオルガンや、メロディフォンの不思議な音もそうですが、小さい時からさまざまな楽器に触れ、音楽で遊ぶことが出来ると言う事は良い事ですね。
きっとこの子どもたちの中から、音楽をもっと楽しく受け止め、更に楽しい音楽を目指す子どもたちが育つでしょうね…。

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