今回の“おでかけ童謡コンサート”は三重県長島町役場の福祉課のお招きで、長島町福祉センターに行ってまいりました。
三重県は一昨年の大安町でのコンサート、同じく昨年の大安町の児童センターでのおでかけコンサートに続いて3回目となります。
“おでかけ童謡コンサートは車で行ける範囲であれば、音響機材を持って伺います”という通り、東京都内より三重県長島町まで、自家用車での移動です。
長島町福祉課では、毎年幼児とそのお母さん方を対象とした催しを開催していらっしゃり、当日も50組以上の親子さんが来てくれました。
また、当日は地元のテレビ局の方も見え、子どもたちの表情をずーっと追っていました。
さぞかし子どもたちの表情たっぷりの映像が流れた事と思います。
子どもたちも、未就学児童が多いということで、まずは小さなお子さんが知っている童謡を中心に、その季節の音や擬音を聞き、季節を感じながら始まりましたが、子どもたちも真剣な眼差しで、一緒になって体を動かして、歌ってくれました。
もちろん問いかけにも大きな声で答えてくれ、「さてこの音楽はどんな気持ちの音楽かな〜」という、音の表情を感じてもらうコーナーの時も、「楽しい感じ!」「寂しい感じ」「嬉しい感じ!」と曲ごとに、子どもながらに感じる気持ちを答えてくれました。
毎回コンサートで感じますが、やはり今回も、童謡や、朗読、音や音楽は、子供たちにとってとても大切な事だと実感しました。
幼稚園や、小学校でも、童謡が教科書から消えつつあり、むかしばなしも語られなくなってきていますが、子どもたちには無くてはならないものだと思います。
私たちが子どもの頃聞いてきた童謡は今も歌われていますし、現在も歌っています。ただ、現在幼稚園や小学校で歌われている、流行の曲やアニメなどははたして十年三十年後と歌い継がれて行く曲でしょうか?
やはり子どもたちには、情緒を豊かにするような童謡やむかしばなしなどをたくさん聞いて育って欲しいと思います。
さてコンサートも無事終わり、東京に逆戻りですが、せっかくここまで来たので…と長島町を一回り!
先ずは近くのうどん屋さんでお昼を摂り、長島スパランド、なばなの里などに立ち寄ってみましたが、堤防を走っていると、妙な建物があるので行ってみたら、なんとあの「長良川河口堰」が目の前に現れました。
随分とテレビや新聞を騒がせたあの河口堰ですが、実際に目の前にすると、広い川にまたがる堰は、さすが現代を象徴するかのような圧倒的な姿でした。
さてさて、次のお出かけコンサートではどんな子供たちに逢えるか今から楽しみです!
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