7-14.昭和17年・射撃優勝中隊 ← ・ → |
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前述の【昭和17年・近衛歩兵第四連隊大島隊】と同じ兵舎前の写真が何枚かありました。 伯父によると、大島隊の面々が写っているとの事でしたが、何人かの階級などから昭和17年の写真と思われます。 上の写真には伯父が写っていませんし、ネガがいつものカメラのネガだったことから、これらの写真は伯父が撮影したようです。 こちらの写真も同じ兵舎前です。 立っている方の後には塔のようなものが立っていますが、よく見ると、【射撃優勝中隊】と書かれているのが判ります。(下左側の写真) また、足元には何か立てかけるようなスタンドらしきものが見えますが、これは銃を掛ける時の銃架のようです。(下右側の写真) 今年で93歳になる伯父には、射撃優勝中隊のいきさつは記憶がないようでしたが、兵舎前こうしたものが建っていると言う事は、配属された近衛師団第四連隊大島隊は、射撃の大会で優勝した中隊ということのようです。 下の写真も同じく兵舎前で伯父が撮影したようです。 こちらはネガはなくプリントされたものですので少々色あせがあるようです。 最初の学徒出陣によって軍隊に入営した伯父ですが、しばらくはこの青山の大島隊に所属することになります。 大島隊には伯父たちのように若い兵隊さんから少し年配の方とさまざまだったそうですが、一度退役した方々も召集されたからとの事です。 その後、昭和18年に【近衛歩兵第四連隊補充部隊】として甲府へ移動となり、最終的には伯父はスマトラへ赴く事になります。 |