楽しい手作り楽器


フィルムケースの「笛」
お出かけコンサートで時々紹介するのが、このフィルムケースで作った「笛」です。
廃品となったフィルムケースに、穴を開け、ストローをセットするだけの簡単な楽器で、うまくすれば1オクターブ以上の音階が出ます。
コンサートでみんなで演奏するのは難しいですが、“お楽しみ会”などで一緒に作れば、あっという間に楽しい時間が過ぎてしまいます。
因みにあるコンサートで曲名を言わず演奏しましたら、すぐさま「マツケンサンバだ!」と元気の良い答えが返ってきました。
また「お星さまの贈りもの3 むかしむかし」にもこの楽器の音は登場しております。


尚カッターを使用しますので、お子さんだけでは作らないようご注意下さい。
◆用意するもの
フィルムケース、ストロー、セロテープ、穴を開けるカッター
(ドライバーなどを火で熱してもあけられますし、錐でも空けられます)


※フィルムケースは町のDPE屋さんに行くと、無料で分けてもらえます。
  コンサートで使用する際は、いつも近所のDPE屋さんにいって無料でいただいてきます。
◆作り方
1.
最初に上蓋に切り込みを入れ、四角い穴を開ける
2.
ストローの先端を穴にあわせセロテープで貼り、まず音が出るか調整します。

※穴に近い方がしっかりと音が出ます。

この時点でも単音ですが音が出ます。
3.
音階が出るようにケース本体に穴を開けます。

写真のデザインカッターがあれば、くるくる回すと、簡単に穴が開きます。

ドライバーなどを熱して刺しても穴が開きます。
錐などで穴を空ける場合は、押し過ぎるとケースが割れてしまいますので、注意してください。

◆演奏方法
普通の笛と同じように、穴を指でふさいで音を出すだけです。
もちろん穴の大きさによって音も変わりますが、指の空け具合でも音が変わるので、色々試してみてください。

尚、写真の笛には大きな穴が5つと小さな穴が2つ空いており、こでれドレミファソラシドが出ます。

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