フィルムケースの「シェーカー」 |
コンサートの『楽器のコーナー』で紹介したり、最後のコーナーで、みなさんに配って一緒に演奏したりと、よく『お出かけコンサート』に登場するのがこのフィルムケースで作った「シェーカー」です。
廃品となったフィルムケースに“どんぐり”や“貝殻”等を入れ、ただ振るだけで「シェーカー」に早変わりするものです。
“どんぐり”や“貝殻”ではなく、“お米”を入れたタイプはプロのミュージシャンも小物として実際に使ったりもしますし、その方が良い音はするのですが、『お出かけコンサート』では、食品や毎日口にするもを楽器にするのは、果たして子供たちにどうかしら?と思って、より自然な感じの“どんぐり”や“貝殻”を中に入れて紹介しています。
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◆用意するもの
フィルムケース、どんぐりや貝殻、その他中に入れるもの、テープ(安全の為蓋を固定します)
今やデジタルカメラの普及の為、フィルムを使わないご家庭が多いと思いますが、町のプリント屋さんに行くと、無料で分けて頂けるとお思います。
事務局でも近所のカメラやさんで「幼稚園や子供たちの楽器用です」といっていつもたくさんいただいてます。
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◆作り方
1.フィルムケースを用意する。
2.中に“どんぐり”や“貝殻”など音がでるものを入れる。
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3.蓋をし安全の為テープを貼ります。
(演奏中に蓋がはずれたり、誤ってどんぐりをお口に入れないようにする為)
4.好きな色で絵を描いたり、シールを貼ったりすればもっと可愛い楽器になります。
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◆演奏方法
手に持って曲に合わせて振るだけです。
大人数でリズム良く振れば、りっぱな楽器の音になります。
また持ち方や手の振り方や個数によっても音色が変わります。
もちろん中の“どんぐり”をビーズなどにしても音はしますので、いろいろ試して見てください。 |
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貝殻のシェーカーの音(縦振り) 貝殻のシェーカーの音(横振り) どんぐりのシェーカーの音
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◆変則もの
シェーカーを二つ作って、割り箸とテープで固定すれば、立派なマラカスになります。
また底に穴を開け、糸を通せば音も重なり、振り方によっても音が変わります。
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マラカス2本の音
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シェーカー二つ
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お米のシェーカー
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